Teledyne FLIR IISのDragonfly Sカメラが量産開始
Dragonfly Sはファクトリーオートメーションから医療用画像処理まで、さまざまな業界の課題を解決します。
カナダ、リッチモンド - 2024年8月7日 - Teledyne Technologies [NYSE:TDY] グループのTeledyne FLIR IISは、Dragonfly®️ S USB 5MPモジュール式コンパクトカメラの量産を開始したことを発表しました。
Dragonfly S 5MPは、新しいDragonfly Sシリーズで最初に量産されるカメラです。マシンビジョン用途のエントリーカメラとして設計されたDragonfly Sにより、画像処理システムの
迅速な試作品の作成を実現し、製造へのスムーズな移行を実現できます。カメラのサイズ、重量、消費電力、コストは最適化されており、マシンビジョン用途の基本的なニーズにシンプルに対応します。このカメラシリーズは、産業オートメーションやロボティクスから医療画像処理や科学研究まで、さまざまな用途に最適です。
新しいDragonfly Sカメラシリーズは、高い品質と信頼性を維持しながら、費用対効果を最大限発揮します。このカメラシリーズは、Spinnaker® 4 SDKによりサポートされ、GenICamに準拠しています。オンボードバッファーにより、ホストシステムへの確実なデータ伝送を保証し、不完全な画像や画像の欠落を防ぎます。研究室や病院など電磁障害(EMI)耐性の低い環境では、フルケースカメラはEMCクラスBに準拠しているため、EMIシールドを追加する必要がありません。組み込み用途では、最小限のケーブル配線により、GPIOポート経由で小型LEDや電子機器(最大120mA)などの周辺機器を駆動するためにUSB3バスパワーを拡張できます。
カメラを選択しやすいよう、CSマウントカメラ用の評価キット一式が用意されており、7種類のカメラ構成を実現できます。このキットには、CマウントとSマウントアダプタと、フルケース、パーシャルケース、及びボードレベルのカメラを組み立てるためのパーツが含まれています。
Dragonfly Sモデルの詳細については、 製品ページをご覧ください。
以下のイベントでDragonfly Sカメラのライブデモをご覧いただけます。
- Automation Expo 2024、2024年8月21~24日 | Hall 2 N1, N2 | Bombay Exhibition Center | インド、ムンバイ
- VISION、2024年10月8~10日 | Booth 8B10 | Messe Stuttgart | ドイツ、シュトゥットガルト
Teledyne FLIR IISについて
Teledyne TechnologiesグループのTeledyne FLIR IIS(Integrated Imaging Solutions)は、産業グレードのテクノロジーの設計、開発、製造、マーケティング、販売を行っています。同社は、マシンビジョン、球面画像およびステレオ画像テクノロジーを通じて革新的なセンシングソリューションを提供しています。Teledyne FLIR IISは、産業、医療、GIS、ロボティクスなど幅広い用途に対応する多様なカメラ製品を用意しています。詳しくはホームページをご覧ください。
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