Dragonfly S USB3

迅速な試験、開発、展開

Teledyne IISのDragonfly® Sカメラシリーズは、モジュール性や簡便性を考慮した設計です。カメラ構成をカスタマイズできるので、ニーズに最適化したビジョンシステムの設計が可能です。カメラの信頼性を損なうことなく、主要なマシンビジョン機能に対応しています。小型で費用対効果の高い設計や、素早い開発、そしてシンプルな部品選定が可能なので、ボリューム生産、受注生産、マルチカメラシステムに最適です。Dragonfly Sは Sony®、onsemi®、Teledyne e2v®など業界トップの様々なイメージセンサーに対応しており、幅広いビジョンアプリケーションに対応できる高品質なイメージングを保証します。

小型軽量な設計

Dragonfly Sは携帯しやすいよう、小型で軽量のアルミニウムケースを採用しています。ボードレベルからフルケースモデルまで用意されており、様々なイメージングシステムのニーズに対応できるよう、バラエティ豊かな構成となっています。

簡単に統合可能

ケースモデルはEMCクラスB準拠で、EMIの影響を受けやすい環境での追加シールドが不要になります。電子機器用タップはコンパクトなUSB直結型となっており、最小限の配線でシステム設計をシンプルにできるので、ポータブル用途に適した設計です。

ビルトインの信頼性

オンボードで画像バッファを行うため、全てのフレームが確実にホストCPUに転送できます。さらにユニバーサルロックアダプターでmicro-B USBをしっかりと接続し、安定性を高めます。

モジュール型オプション

Dragonfly Sは、各イメージセンサーごとに最大20種類のカメラ・バリエーションの設定があります。また、以下のオプションがあります。

• カラーまたはモノクロセンサー
• フルケース、部分ケース、ベアボード
• SマウントまたはCSマウント
• 背面または側面USBコネクタ

複数構成の評価キット

ご希望のCSマウントケースカメラ（モノクロ/カラー、USB背面/側面コネクタ）を選択し、評価キット（EVAL-KIT-DR-U3）の7種類のオプションから設計ニーズに適した構成を選んで評価してください。

1. Cマウントフルケース
2. Cマウント部分ケース
3. CSマウントフルケース
4. CSマウント部分ケース
5. Sマウントフルケース
6. Sマウント部分ケース
7. レンズマウントなしのボードレベルカメラ

包括的なソフトウェアサポート

Dragonfly SはGenICam規格に準拠しており、画像取得や制御を実行するTeledyneのSpinnaker SDKや、高度な画像処理を行うTeledyneのSapera Processingといったソフトウェアをシームレスに統合できます。Dragonfly Sは主要な画像処理ソフトウェアと連携し、多彩なアプリケーションを開発できます。